絵のまえで会いましょう

Chie KODA Exhibition : Focusing on everything

ものをつくる風景、トーク告知

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展覧会オープン前に象の鼻テラスに寄り、オープニングに顔を出してくださった栗栖良依さんがディレクターを務めるSLOW LABELの展覧会、というか体験会とでも言うべき 「急募!スローファブリック工場の職人」展に足を運びました。時間がなかったのでオープン前にひと通り説明をうかがい、来場者の手により織り物をつむいでいくコーナーのみを少しだけ体験させていただいて、来所したとつかわかばさんの楽しそうな仕事ぶりを拝見して会場を後にしました。気になるコーナーがあればその作業に参加することでポイントがもらえ、それを使ってカフェのオーダーなどができる楽しい企画です。3/31まで。BankARTから徒歩5分の場所ですので、幸田展と合わせて訪れていただくのもいいと思います。

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SLOW LABELのプロダクトはアーティストが中心となって開発していますが、それにさらに独自のアイデアを加えながら完成させるのは協働している福祉作業所の方々だったり、この体験会で言えば来場者。会場の様子を眺めながら、特別な才能を持たなくとも、誰にだってものを生み出す力があるし、手を動かす喜びよろこびがあるという、ものをつくる原点について考えていました。

アーティストはそこからはじまって、自らの表現にどれだけのことを加えられるのか、それをどのようにして提示できるのかが問われます。前者は一にも二にも作品・展示ですが、今回は展覧会だけでなく、トークやウェブ上での記事も合わせて展開することで、後者の部分を少し広げられればと思います。

という訳で会期中2回行うゲストトークのタイトル決めをしたり、追加告知を行ったりもしました。こちらのページで詳細をご覧いただけます。トークはプレトークも含め、収録原稿を掲載していくのですが、こちらもようやく初校ができあがり、間もなく公開できそうです。

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来場者数:約25名、カタログ販売数:1冊

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