時代に口髭を生やすウェブマガジンQetic」さんに展覧会情報を掲載いただきました。ありがとうございます!
2013年3月18日
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2013年3月18日
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2013年3月18日
by HashimotoMakoto
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朝から18時まで新・港区スタジオで大作の木枠やキャプションの制作。
木枠はスタジオ搬入の際にも手をかりた多摩美芸学のYさんのご紹介で油画科のお2人にお願いしたのですが、橋本も幸田さんも経験がないので大変助かりました。キャプションは先月から個人的にインターンをお願いしているNさん。こちらはなぜかUSBに移したファイルのひとつが壊れてしまい、データ出力などには苦戦したものの建築系の方なのできれいに手際よく済ませていただきました。この間、橋本は事務作業に注力できる予定だったのですが痛恨のノートパソコン忘れ。他にもいろいろと今日のうちにそろえておかなければいけないものや発注物が多く、それに気をとられてしまいました。
夜は大学時代にゼミでも半期だけお世話になった、映画批評家の梅本洋一先生のお通夜でした。大学入学時には未だ無かった馬車道駅と渋谷駅を経由してたどり着いた青山墓地の葬儀場には、同期の有志の他たくさんの方々が参列していました。講義室と思われる場で撮影された、素敵に微笑む遺影。ジムオルークなど彼が好んでいたであろう音楽。徹底的に観て、語らされたゴダールのポスター。著書や編纂に関わった雑誌などの資料も並べられていました。残念ながら明日の告別式は搬入ですので参加ができません。
梅本先生が国大にいなかったら受験しなかっただろうし、すると大学在学中、事故のように現代美術に出会うこともなかったかもしれません。ゼミでは自分が持っていなかった映画の価値観をたたき込んでいただき、一方では生半可な気持ちで映画に関わるんじゃないよとはっきり言ってくれました。それがなければたぶん自分は、ずるずると映像に関わる軟派な道を選んでいたんだと思います。そういった、生き様についてまで学生にきちんともの申してくれたのはやはり、同じく若くして逝ってしまった大里先生と、幸いにもまだ元気に奮闘されている室井先生。この3人の存在は本当に大きかった。その結果、大学後期ではかなり路頭に迷うわけですが(汗、おかげさまで今の自分があると思います。
胸を張って見てもらえる仕事をできないままにお別れとなってしまうのは、本当に悲しく、悔しいことです。
2013年3月15日
by admin
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本展の特設サイトを公開いたしました。
こちらでは、基本情報やトークイベント等の最新情報をお届けするのはもちろん、幸田千依によるブログや企画マネージャーの橋本による制作記(少しさかのぼっての掲載も行います)、トークゲストとの対話を記事化した読み物もご紹介していく予定です。
展覧会と合わせてご覧ください。
2013年3月2日
by HashimotoMakoto
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自宅作業を進めつつアーツカウンシル東京のオープンフォーラムをUSTREAMで視聴の後、翌週オープンを迎える谷中のHAGISOの内覧会、ヒカリエで瀬戸内国際芸術祭関連の椿昇×ヤノベケンジのトーク、福岡に転勤する大学の同期の送別会という一日。
HAGISOは、「萩荘」という旧アパートを改装した文化複合施設をうたっていて、オープニング企画「ハギエンナーレ2013」には幸田千依も参加しています。何と作品は屋外に設置されています。
2013年2月25日
by HashimotoMakoto
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今回の企画に取り組むにあたって幸田さんとは色々と話し合いをかさねましたが、展示をより楽しんでいただくには、彼女が作品やそれをめぐる活動について語ったり、それに反応して言葉を重ねてくれそうなゲストの方とのトークイベントをしかけたりする必要があると考えました。それを会期中だけでなくプレイベントとしても仕掛けて、収録記事をこのサイトに掲載して、展示に来る前でも、来た後ででも読んでもらえるようにできるともっといい。
企画としては5本分くらい出たのですが、展示がいちばん大事なので、プレイベントは1回にとどめてあとは非公開で収録したり、会期中のイベントとしてしかけます。カタログにもトークとは別の収録テキストのある芹沢さんは、テーマに最適なゲストであることはもちろん、幸田さんの活動の広がりを生み出した〈混浴温泉世界〉のプロデューサーであり、私、橋本が学生の頃や駆け出しの頃にも様々な現場をいただいた方で、2人にとって大変意味のある企画でした。
また、アート系に限らず、もう少し広いレイヤーの方にもご参加いただきたいと思い、渋谷のロフトワークさんに会場協力をいただいての実施となりました。こちらの代表の林千晶さんとは、実は別府で出会っているのですが、お忙しい中で少しではありますがご参加いただけたのがうれしかったです。他には東京ならではお客さんなどにもお越しいただけました。幸田さんの「絵のパレード」のように、待っているだけではなくて、出かけていって見てもらうというのはこういうことですね。
2013年2月25日
by admin
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※終了しました
ゲスト:芹沢高志(P3 art and environment エグゼクティブ・ディレクター)
絵描きでありながら、数多くの地域アートプロジェクトやアーティスト・イン・レジデンスなど人やまちと関わりながら活動を行ってきた幸田千依。彼女がこれまで様々な都市に滞在しながら描いてきた作品を新作と共に展示する初めての大規模個展に先がけて、その表現と活動の魅力に迫るプレトークシリーズを開催いたします。
ゲストには、各地で開催されている地域アートプロジェクトや芸術祭に詳しく、総合ディレクターを務めた別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』(大分県別府市/ 2009, 2012年)などにおける幸田の活動を知る芹沢高志を迎え、アーティストの表現と地域アートプロジェクトの今についてクロストークを行います。
[日時] 2013年2月25日(月)20:00~21:30
[会場] loftwork Lab(東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア10F)
[料金] 無料
[主催] Nomad Production
[協力] 株式会社ロフトワーク
[ゲストプロフィール]
芹沢高志(P3 art and environment エグゼクティブ・ディレクター)
1951年東京生まれ。神戸大学数学科、横浜国立大学建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。その後、東京・四谷の禅寺、東長寺の新伽藍建設計画に参加したことから、89年に P3 art and environment を開設。99年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開している。帯広競馬場で開かれたとかち国際現代アート展『デメーテル』の総合ディレクター(2002年)。アサヒ・アート・フェスティバル事務局長(2003年~)。横浜トリエンナーレ2005キュレーター。別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』総合ディレクター(2009年、2012年)。2012年8月からデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)のセンター長を務める。著書に『この惑星を遊動する』(岩波書店)、『月面からの眺め』(毎日新聞社)、『別府』(別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』実行委員会)など、訳書にバックミンスター・フラー『宇宙船地球号操縦マニュアル』(ちくま学芸文庫)、ケネス・ブラウワー『宇宙船とカヌー』(ちくま文庫)などがある。
[お問い合わせ] Nomad Production(ノマドプロダクション)橋本
Tel:080-5046-2612
E-mail:info[at]nomadpro.jp
※[at]を「@」に書き替えてご送付ください
2013年2月22日
by HashimotoMakoto
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制作記を主につけてまいります、プロデューサーの橋本誠と申します。
本サイトの公開から少しさかのぼってつけているのですが、それをどこまでにするかを考えてオープニングの1ヶ月前に設定してみました。日々の活動をご紹介しながら、本展や本サイトの企画運営に関する考えなどもお伝えしていければと思います。どうぞよろしくお願いします。
ちなみにこの日は、私が駆け出しの頃からお付き合いのあるCINRAさんの10周年パーティーがありました。私も美術の企画などをするようになってからちょうどそれくらいですが、どちらかと言えば「編集」のようなことをキーワードにしながらも様々なことをしてきたタイプなので、その継続性に関して素晴らしいと思っています。とはいえCINRAさんもずっと同じだったわけではなく、マガジンもROMからはじまってウェブへの完全移行、ニュースコンテンを大きく取り入れたリニューアル、制作や企画業への取り組みなど様々なしかけを都度されてきての今があるのだと思います。
アーティストに限らず、人々の表現をどのように伝えていくか、様々なヒントをいただいてきました。同世代の方々が中心のチームですし、この日は勇気やパワーのようなものをいただいた気がします。