絵のまえで会いましょう

Chie KODA Exhibition : Focusing on everything

関連トークのご紹介

| 0 comments

「トーク」のページでご案内済みですが、展覧会期中、幸田とゲストによる2回の対談企画を通して、彼女の思考や表現の魅力に迫ります。また、トーク内容をまとめたダイジェスト記事を本サイト上で後日配信いたします。

明後日27日のゲストは振付家の矢内原美邦さん。2011年に関内外OPEN!3のプレゼンテーションイベント「デザインピッチ」で共演して幸田と意気投合し、2月に吉祥寺シアターで行った公演「静かな一日」では、チラシに幸田作品のビジュアルを使用いただいています。パフォーミングアーツという異なる表現ではありますが、作品を随時公開しながらワークインプログレスで作品づくりに取り組んだり、越後妻有アートトリエンナーレでは地域の方々と共に作品づくりに取り組んだりしている矢内原氏とは、「地域や人と関わりながらつくること」をテーマとして、展示作品を前にトークを行いたいと思います。

なおこの日、1階のBankART PUBではUnder35全体オープニングのフードをてがけたきむすひゃんさんによる「cafe suッkara in BankART」がオープンするとのこと。トークの後にはおいしいフードをお楽しみください。

30日は、美術ジャーナリストでありながら、近年は絵描きとしても活動する村田真さんをゲストにお招きします。オープニングでは早速展示をご覧いただきました。実は「歩く絵のパレード in 石巻」にも一緒に参加いただいた村田さんとは、「絵を描くこと、それを見せること」をテーマにトークを行いたいと思います。ふるってご参加ください!

[日時]
3月27日(水)19:00〜20:30 「地域や人と関わりながらつくること」
ゲスト:矢内原美邦(振付家)

3月30日(土)15:00〜16:30 「絵を描くこと、それを見せること」
ゲスト:村田真(美術ジャーナリスト)

[参加方法]
本展カタログをご購入(持参)いただいた方を対象に実施いたします。直接会場までお越しください。

[ゲストプロフィール]
矢内原美邦:ニブロール主宰。大学で舞踊学を専攻、在学中にNHK賞、特別賞など数々の賞を受賞。日常の身ぶりをモチーフに現代の空虚さや危うさをドライに提示するその独特の振付けは国内外での評価も高く、身体と真正面から向き合っている数少ない振付家のひとりと言える。ミクニ ヤナイハラプロジェクトでは演劇にも挑戦し、ジャンルを問わないその活動はニブロールのみならず、多数のアーティストとコラボレーションするなど世界中を舞台に活躍中。(画像右は幸田作品の画像が使用されたミクニ ヤナイハラプロジェクト『静かな一日』公演チラシ)
mikuniyanaihara_quietday

村田真:1954年、東京生まれ。東京造形大学(絵画専攻)卒業。ぴあ編集部を経てフリーランスの美術ジャーナリスト。著書に『アートのみかた』(2010)、訳書に『絵との対話』(1995)、共著に『社会とアートのえんむすび』(2001)など多数。東京造形大学・慶応義塾大学非常勤講師、BankARTスクール校長を務める。2005年より絵画制作を再開。ZAIMギャラリー(2010)、ナディッフギャラリー(2011)で個展開催。
murata_h351

コメントを残す

Required fields are marked *.