Nomad Production初の企画展として、横浜・神戸の2ヵ所を巡回するグループショウに取り組みました。アーティストとの調整はもちろん、資金集めから協力機関探しなどほぼ全てのプロセスを手がけた完全なプロデュース企画です。その様子はブログサイトでご覧いただけます。(特設サイトは残されていません)

< 横 浜 展 >
[会期] 2007年9月1日(土)~9月17日(月・祝) ※終了しました
[会場] BankART Studio NYK(神奈川県横浜市中区海岸通3-9)
[開場時間] 11:30~19:00
[入場料] 一般500円/中学生以下無料

< 神 戸 展 >
[会期] 2007年9月22日(土)~10月7日(日) ※終了しました
[会場] 神戸アートビレッジセンター(兵庫県神戸市兵庫区新開地5-3-14)
[開場時間] 11:00~20:00
[入場料] 無料
[主催] Nomad Production
[共催] 神戸アートビレッジセンター[指定管理者:大阪ガスビジネスクリエイト株式会社](神戸展)
[助成] (財)アサヒビール芸術文化財団、(財)花王芸術・科学財団、芸術文化振興基金、横浜市創造的芸術文化活動支援事業(横浜展)
[協賛] アーティクル、成旺印刷株式会社、株式会社成旺プロセス社、はざいや
[協力] aqbi、アサヒビール株式会社、ギャラリー覚、株式会社タカラトミー、有限会社東京カラー工芸社、nico project、BankART1929、mori yu gallery
[企画] キュレーター:橋本誠 神戸展コーディネーター:奥田真希、村田真美
[出品作家] 山下律子、パラモデル、カトウチカ、西野壮平、塩津淳司、狩野哲郎、岩田とも子
関連サイト:都市との対話

これからの都市の中でいかにして「よく」生きていくか

現代における「都市」は、効率的な労働や快適な生活環境、新たな文化・芸術の地盤など、その発展と共に我々に多くの利便性を与えてきました。しかし一方では、機能の集中化が思いもよらない大きな事件や事故を招いたり、個人や組織の過剰な防衛意識が非人間的なシステムをつくり出すなど、社会に歪んだ状況を与えているという側面もあります。
また、「都市」における文化・芸術のあり方も変わってきています。文化・芸術は急速に都市に人が集い、様々な批評が繰り広げられてきた近代においてめまぐるしく発展してきましたが、自立性を失ったポストモダニズム以降、現代においては、地域貢献や教育・福祉といった観点からの価値といった実社会との接点などがしばしば求められています。現代美術もまたその例外ではありません。

本企画は、都市やその風景、そこに生きる人間を含めた生物、より大きな枠組みである地球・環境などをテーマに表現を行う現代美術家の作品を通して見る人に「都市との対話」を促し、我々がいかにして都市の中で生きていくべきかといった問題や、これからの都市における文化・芸術のあり方を問いかける展覧会です。


山下律子

パラモデル

カトウチカ

西野壮平

塩津淳司

岩田とも子

狩野哲郎


関連トーク(ゲスト:椿昇)

関連トーク(ゲスト:木下智恵子)

関連イベント(ビデオスクリーニング)

関連イベント(シティウォーク)