アーティストの表現と地域アートプロジェクトの今

絵描きでありながら、数多くの地域アートプロジェクトやアーティスト・イン・レジデンスなど人やまちと関わりながら活動を行ってきた幸田千依。彼女がこれまで様々な都市に滞在しながら描いてきた作品を新作と共に展示する初めての大規模個展に先がけて、その表現と活動の魅力に迫るプレトークシリーズを開催いたします。
ゲストには、各地で開催されている地域アートプロジェクトや芸術祭に詳しく、総合ディレクターを務めた別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』(大分県別府市/ 2009, 2012年)などにおける幸田の活動を知る芹沢高志を迎え、アーティストの表現と地域アートプロジェクトの今についてクロストークを行います。
[日時]  平成25年2月25日(月)20:00~21:30(19:40受付開始)
[会場]  loftwork Lab(東京都渋谷区道玄坂 1-22-7 道玄坂ピア10F)
井の頭線渋谷駅 アベニュー口より徒歩 5分、JR渋谷駅 玉川口より徒歩10分
[料金]  無料
[定員]  60名
[主催]  Nomad Production
[協力]  株式会社ロフトワーク
[お申し込み方法] 前日までにウェブフォームよりお申し込みください。定員に余裕のある場合は当日も受付いたします。

[出演者プロフィール]
芹沢高志(P3 art and environment エグゼクティブ・ディレクター)
1951年東京生まれ。神戸大学数学科、横浜国立大学建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。その後、東京・四谷の禅寺、東長寺の新伽藍建設計画に参加したことから、89年に P3 art and environment を開設。99年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開している。帯広競馬場で開かれたとかち国際現代アート展『デメーテル』の総合ディレクター(2002年)。アサヒ・アート・フェスティバル事務局長(2003年~)。横浜トリエンナーレ2005キュレーター。別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』総合ディレクター(2009年、2012年)。2012年8月からデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)のセンター長を務める。著書に『この惑星を遊動する』(岩波書店)、『月面からの眺め』(毎日新聞社)、『別府』(別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』実行委員会)など、訳書にバックミンスター・フラー『宇宙船地球号操縦マニュアル』(ちくま学芸文庫)、ケネス・ブラウワー『宇宙船とカヌー』(ちくま文庫)などがある。

幸田千依(絵描き)
1983年東京生まれ。2007年多摩美術大学卒業。 様々な場所に住みながらつくる、レジデンスや滞在制作を中心とした活動を行っています。完成した絵画を展示するだけでなく、公開制作を自覚的に行い、自身が絵画をつくる過程を見せること、人と作品との出会い方について考え、描くことと見せることの両方について模索。「歩く絵のパレード」など、絵画を室内以外で見せる試みなども展開しています。

[お問い合わせ] Nomad Production(ノマドプロダクション)橋本
Tel:080-5046-2612
E-mail:info[at]nomadpro.jp
※[at]を「@」に書き替えてご送付ください

幸田千依個展〈Focusing on everything / 絵のまえで会いましょう〉
[会期] 2013年3月22日(金)~4月14日(日)11:30〜19:00
[会場] BankART Studio NYK 2A Gallery(神奈川県横浜市中区海岸通3-9)
[主催] BankART1929
[企画] Nomad Production
※BankART1929が作家+ギャラリー(マネージャー)のジョイントチームを対象にした公募から選出した「Under35シリーズ」の一環として他の5企画と共に同時開催します。
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