多様なアートプロジェクトに関わるノマドプロダクションが、アーティストや関係者などをゲストに招き、その活動を紹介。オンラインで発信するメディア事業です。ゲストおよびノマドプロダクションの最新の活動を「仕事と生活と表現」というキーワードに引き寄せながら、ラジオ番組のような対話/鼎談形式で行っています。また、事務所を置く交流拠点「くすのき荘」に集ったメンバーとの交流を深める機会としています。
※2017年より不定期開催。事務所での会食つき収録や現場での出張収録にはじまり、2020〜2022年はオンライン収録・配信。2023年からは「くすのき荘」シェアラウンジでの開催・収録。

YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@nomad_jp
アーカイブ https://youtube.com/playlist?list=PL9Cp740WC3cLOjh7iIJdMHcMKF83Grxc9

【収録・配信予定】
2023年7月12日(水)19:00〜 ※後日配信予定
収録会場:くすのき荘2Fシェアラウンジ ※ノマドプロダクション、およびくすのき荘メンバーのみ参加可能です
第14回 ゲスト:DamaDamTal(パフォーマンス プロジェクト)
みきたまき・大塚 陽 により2016年結成。鑑賞者にとって夢のごとく独自の体験となるようなパフォーマンス、また地域に放つだけでなく交わるように存在するパフォーマンス、その可能性を探すべく活動している。身体を軸に言葉・音・物体を組み合わせた作品を作り続け、近年ではそのDIY精神は映像・空間インスタレーションにも及ぶ。黄金町AIR 2018年レジデンスアーティスト、さいたま国際芸術祭 Sightama Art Center Project 招聘アーティスト、中之条ビエンナーレ2019,2021,2023 パフォーマンス・アーティスト。
https://www.damadamtal.com/

みきたまき/ MIKITAMAKI
中之条ビエンナーレ(2021,2023)パフォーミング ディレクター
2021年には体感展企画室 を立ち上げ、幾つかのグループ展を企画。

大塚 陽/ Akira Otsuka
18歳から体操を始めデンマークに留学。帰国後ダンスに転向する。
コンテンポラリーダンスの舞台を中心に活動し、小池博史、坂東玉三郎、中村恩恵などの作品に出演。

【配信済(アーカイブ)】
2018年9月26日(水)19:00〜
第1回 ゲスト:北澤潤(美術家)
美術家。1988年東京都生まれ、同在住。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。2007年に父の出身地である佐渡島と新潟をつなぐ客船「おけさ丸」を舞台に初めてのプロジェクトを実施。以来、国内外約30の地域に関わりながら、中長期的なフィールドワークを経て多様な人びとと協働し、日常に問いを投げかける場を集団生活の中に出現させる「コミュニティ・スペシフィック」を志向したアートプロジェクトを実践しつづけている。2010年には「北澤潤八雲事務所」を設立し、行政機関、教育機関、医療機関、企業、地域団体、NPO などとパートナーシップを結びながら直接的に社会と関わり、自立的かつ持続的なプロジェクトの可能性を模索してきた。2016年から2017年にかけて国際交流基金アジアセンターのフェローシッププログラムで1年間インドネシアに滞在。以降、日本とインドネシアを行き来しながら活動を展開している。2016年には米経済誌フォーブス「30 Under 30 Asia」アート部門に選出された。

2018年10月2日(火)19:00〜
第2回 ゲスト:山内康裕(マンガナイト)
1979年生。法政大学イノベーションマネジメント研究科修了(MBA in accounting)。2009年、マンガを介したコミュニケーションを生み出すユニット「マンガナイト」を結成し代表を務める。また、2010年にはマンガ関連の企画会社「レインボーバード合同会社」を設立し、“マンガ”を軸に施設・展示・販促・商品等のコンテンツプロデュース・キュレーション・プランニング業務等を提供している。「さいとう・たかを劇画文化財団」理事、「これも学習マンガだ!」事務局長、「東アジア文化都市2019豊島」マンガ・アニメ部門事業ディレクター、「立川まんがぱーく」コミュニケーションプランナー等も務める。共著に『『ONE PIECE』に学ぶ最強ビジネスチームの作り方(集英社)』、『人生と勉強に効く学べるマンガ100冊(文藝春秋)』等。

2018年10月19日(金)14:00〜
第3回 ゲスト:松田雅代(NPO法人BEPPU PROJECT)
1984年兵庫県生まれ。京都精華大学芸術学部卒業。ディスプレイ関連会社の営業職を経て、2012年よりNPO法人BEPPU PROJECT勤務。「in BEPPU」(2016年、2017年、2018年)、別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」(2012年、2015年)、国東半島芸術祭(2014年)をはじめとしたフェスティバルの運営・企画制作や、恒久設置作品の制作、学校や福祉施設などでのワークショップ、イベントの企画・コーディネートなど、表現ジャンル、現場を問わず幅広く担当する。

2018年12月9日(日)16:00〜
第4回 ゲスト:熊倉敬聡(藝術研究家・実践家)
1959年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒、パリ第7大学博士課程修了(文学博士)。Ours lab. 共同代表。元慶應義塾大学教授、元京都造形芸術大学教授。フランス文学 ・思想、特にステファヌ・マラルメの貨幣思想を研究後、コンテンポラリー・アートやダンスに関する研究・批評・実践等を行う。大学を地域・社会へと開く新しい学び場「三田の家」、社会変革の“道場”こと「Impact Hub Kyoto」などの 立ち上げ・運営に携わる。主な著作に『瞑想とギフトエコノミー』(サンガ)、『汎瞑想』、『美学特殊C』、『脱芸術/脱資本主義論』(以上、慶應義塾大学出版会)などがある。http://ourslab.wixsite.com/ours

2018年12月20日(木)19:00〜
第5回 ゲスト:大越晴子(スパイラル/株式会社ワコールアートセンター)
1984年生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。建築事務所で住宅の設計・リノベーションに携わった後、2012年4月にスパイラル/ワコールアートセンター入社。象の鼻テラスのスタッフとして同館の推進業務に携わる。環境技術とアートを融合したライトフェスティバル「スマートイルミネーション」(2012〜2017)の推進・制作、その他イベント・ワークショップの企画・制作・広報・運営など幅広く関わる。現在は象の鼻テラス10周年記念でスタートした公共空間の活用を考えるアートプロジェクトを担当。

2019年2月13日(水)19:00〜
第6回 ゲスト:宮内康乃(作曲家)
1980年生まれ。東京学芸大学G類音楽科作曲専攻卒業。情報科学芸術大学院大学メディア表現研究科修了。大学にて西洋音楽の作曲法を、大学院にてテクノロジーアートを学んだ末、人間の声や呼吸、身体といったプリミティブな表現に興味を持ち、楽譜を用いず身体の有機的なリズムが響きを紡ぎ出すような独自の作曲法にたどり着く。2008年より立ち上げた声のアンサンブルパフォーマンスグループ「つむぎね」での活動を中心に、日本の仏教声楽「聲明」の作曲や、その独自の作曲法を「つむぎねメソッド」と名付け、老若男女だれもが参加し声を重ね、その活動自体がコミュニケーションツールとなるようなワークショップ活動「わ・つむぎプロジェクト」を日本、アメリカ、東南アジアなどで数多く実践している。2015年度Asian Cultural Council グランティに選出され、2016年夏より半年間ニューヨーク滞在。2018年春からは国際交流基金アジアフェローシッププログラムにて、マレーシア、カンボジア、タイ、インドネシアの4カ国を周り、伝統音楽とコンテンポラリーの現状や、音楽と社会との関わり方についてリサーチを行った。
つむぎね http://www.tsumugine.com/
わ・つむぎプロジェクト http://www.facebook.com/WAtsumugiProject/

2019年2月24日(日)13:00〜 ※イベント開催
第7回 ゲスト:EAT&ART TARO(現代美術アーティスト)
eartandarttaro食をテーマに活動している現代美術作家。調理師学校卒業後に飲食店勤務を経てギャラリーでのケータリング、食に関するワークショップから作品制作を行う。これまでに自分で購入したものが次の人のものになってしまう、おごることしかできないお店《おごりカフェ》や、日本語も英語も通じないカフェ《ALL AWAY CAFE》、きゅうりをひたすら食べさせる《ザ キュウリショー》、《おにぎりのための、毎週運動会》、《さいはての「キャバレー準備中」》など食をテーマにした作品を多数発表している。〈大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ〉、〈あいちトリエンナーレ〉、〈瀬戸内国際芸術祭〉、〈奥能登国際芸術祭〉など。

Comuni 山下幸紀(ゆるい場所提供者)
瀬戸内を中心に活動し、カフェやゲストハウスを運営している。飲食業、インテリアや雑貨だけでなく様々な仕事に興味があり、ヴィレッジヴァンガード勤務や人材派遣業の営業社員を経てカフェやゲストハウスの運営を行うようになる。これまでにデザイン家電カフェ「De:LiFE」(2008.12-2011.1)、世界屈指のゆるカフェ「直島カフェコンニチハ」(2010.1〜)や、隠れ家のような古民家ゲストハウス「虎所lit」(2016.7〜)[港食堂&ゲストハウスlit(2012.8〜2017.12)で移転]、レンタルできるまちの交流拠点(になりたい)カフェ「uz」(2013.4〜9、豊島で唯一朝ごはんから夜ごはんまでやっている食堂「金栄丸食堂」(2016.1〜)、など生活に密着した、ゆるい場所づくりを展開している。現在出店は直島、豊島、玉野、出張カフェ・雑貨販売で高松、岡山、新居浜など。

2020年5月13日(水)20:00〜
第8回 出演:橋本誠、西田祥子、田村悠貴(ノマドプロダクション理事)


2020年5月27日(水)21:00〜
第9回 出演:南裕子(PR/デザイナー)、介川貴晶(WEBデザイナー)、田村悠貴(ノマドプロダクション理事)
 

2020年7月11日(土)20:00〜
第10回 ゲスト:佐藤悠(騙り部/ゴロゴロ莇平代表/御噺屋家元/知ったかアート大学学長)
1985年三重県生まれ。一見何も無いところから、誰かが関わる事で表現が紡がれてゆく現場を作り出している。主な活動に、山あいの集落の坂を直径3mの球体に乗って毎年転がり下りる私祭「ゴロゴロ莇平(あざみひら)」、1枚の紙に絵を書きながらその場にいる全員で即興で物語を作る「いちまいばなし」、洞窟壁画からアートプロジェクトまで約2万年の美術の歴史を2時間でおさらいする「知ったかアート大学」、特筆すべき物が何も無さそうな僻地に赴き、現地を半ば強引にリポートしてゆく「やけくそさんぽ」シリーズ、美術館などで展開される独自の「鑑賞プログラム」の企画と実施、などがある。

2020年12月19日(土)10:00〜
第11回 ゲスト:片山真理(美術家)
1987年群馬県出身。2012年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。幼少の頃より裁縫に親しむ。先天性の四肢疾患により9歳で両足を切断。以後、手縫いの作品や装飾を施した義足を使用しセルフポートレートを制作。2011年より「ハイヒールプロジェクト」をスタートし、歌手やモデルとしてハイヒールを履き、ステージに立つ。
主な展示に 2019年「第58回ヴェネチア・ビエンナーレ」(ヴェネチア、イタリア)、「Broken Heart」(White Rainbow,ロンドン,イギリス)、2016 年「六本木クロッシング 2016 展:僕の身体、あなたの声」( 森美術館、東京、日本 )、2013 年「あいちトリエンナーレ 2013」(納屋橋会場、愛知、日本 )など。主な出版物に2019年「GIFT」United Vagabondsがある。2019年第35回写真の町東川賞新人作家賞、2020年第45回木村伊兵衛写真賞を受賞。

2022年2月7日(月)18:30〜
第12回 ゲスト:EAT&ART TARO(現代美術アーティスト)
eartandarttaro調理師学校を卒業し飲食店勤務を経てから、ギャラリーや美術館などでケータリング、カフェのプロデュースなどを行う。その後はアーティストとして、食をテーマにした作品を制作。これまでに、自分で購入したものが次の人のものになってしまう、おごることしかできないお店「おごりカフェ」や、瀬戸内海の島々で作った「島スープ」など食をテーマにしたものを多数発表している。大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ、瀬戸内国際芸術祭など地域の芸術祭などで多く活動している。

2022年9月26日(月)19:00〜
第13回 ゲスト:谷山恭子(美術家)
場所特有の文化、歴史、日常風景からインスピレーションを得て、サイトスペシフィックなマルチメディア・インスタレーションで、わたしたちの生命や存在、いまある環境をた たえる作品をつくっている。日本生まれ, 2018年よりベルリン在住。近年の主な展覧会に、”石の旅、山The journey of stones, mountain” (個展, クローム・シックス, イーダー・オーバーシュタイン, ドイツ 2021), “Sound from the Golden Age” (個展, ハリスギャラリー、ラバーン大学, カリフォルニア, アメリカ 2021), “Stone will flow, leaves will sink” ( 個展, クンストラーハウス・ベタニエン、ベルリン、ドイツ 2018)「なぜその 風景がおもしろいのか」(府中市美術館 公開制作68、東京、2016)「Tea Talksお茶と祖国」(個 展、Bradwolff Projects × ZBK Zuidoostアムステルダム オランダ、2016)「雨の路地」/「I’m here ここにいるよ」(瀬戸内国際芸術祭、香川、2010/2013) 「目を凝らし耳を澄ます」(大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ、新潟、2009)「Three rooms」(東京国立博物館 表慶館、東京、2001)その他美術館ギャラリーでの展示。日本各所にパブリックアートも設置している。 2012-13 アジアン・カルチュラル・カウンシル フェローシップ、2018-2019 文化庁平成29年度新 進芸術家海外研修員としてベルリンにて研修。