特定非営利活動法人スローレーベルが厚生労働省「障害者の芸術活動支援モデル事業」の一環として実施した「アクセシビリティ&アカンパニスト研究プログラム」の取り組みをまとめた報告書およびインタビュー映像の制作コーディネートを担当させていただきました。
報告書は、障害のある人が地域の中でアート活動を行うときに直面する、様々なハードルをひとつひとつ取り除き、環境を整えるため、サポートする「人材」
1)アクセスコーディネーター:障害のある人がアート活動に参加するための環境を整える人
2)アカンパニスト:障害のある人と一緒に創作活動をする人
による試みに注目し、その活動を社会に広がげていくためのコンセプトブック要素を兼ね備えたつくりとなっています。
映像は、実際にスローレーベルで活動しているアクセスコーディネーターとアカンパニスト3名の声を収録しており、報告展で展示されました。

スローレーベル「アクセシビリティ&アカンパニスト研究プログラム2015」
障害のある人が社会の中でアート活動をはじめるために
2016年3月31日発行
発行:特定非営利活動法人スローレーベル
企画・執筆:栗栖良依、野崎美樹(スローレーベル)
編集:井尻貴子、橋本誠
アートディレクション:古川智基(SAFARI inc.)
デザイン:村上光(SAFARI inc.)
写真:麻野喬介、加藤健、427FOTO
制作コーディネート:一般社団法人ノマドプロダクション
印刷・製本:株式会社協進印刷
協力:スパイラル/株式会社ワコールアートセンター

こちらのスローレーベルウェブページにて、ダウンロード版が提供されています。また、報告映像はYoutube上で公開されています。