会員向け勉強会「仕事を知る」第2回を開催しました

会員向け勉強会「仕事を知る」第2回を開催しました

ノマドプロダクションでは、4月から加入した正会員を交えて、勉強会を行っています。「仕事を知る」ではその名の通り、多様な職能を持つ会員が順次それぞれの仕事を紹介するシリーズです。今回もお土産などが集まり、リラックスした雰囲気の中での勉強会となりました。

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・ 須藤崇規(映像ディレクター)
この日の最初のプレゼンは、映像ディレクターの須藤崇規。
作曲に関心を持ち、東京芸術大学音楽環境創造科に進学。現在は、マームとジプシーやチェルフィッチュなどの劇中映像や記録映像を数多く手がけています。なかでもこの日ゆっくり見たのは『淡路島在住アトレウス家』の記録映像。体験型のパフォーマンスの記録は、会場の様子を記録するだけでは、作品の意図や状態をなかなか伝えることができません。記録が難しいプロジェクトを作品への深い理解の上で、アイデアを出してまとめあげていました。
体験型や回遊型の多いアートプロジェクトに従事しているメンバーも多く、それぞれの立場で発見があり、盛り上がりました。

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・ 及位友美(voids/コーディネーター)
続いて理事であり、コーディネーターの及位友美。
慶應義塾大学で美術史を専攻し、卒業後は〈取手アートプロジェクト〉〈東京都現代美術館〉など美術の現場に従事。その後、NPO法人アートネットワーク・ジャパンでは、〈急な坂スタジオ〉、〈フェスティバル/トーキョー〉の立ち上げに関わり、舞台芸術の分野にも活動の幅を広げて活動しています。この5月からグラフィックデザイナーの岡部正裕とともに株式会社ボイズを立ち上げ、横浜・馬車道にオフィスを構えています。横浜を拠点としたコーディネーター、ライター、エディターとして活動中。現在はアートプロジェクトや展覧会の記録や編集等の仕事も手がけており、それぞれの仕事の違いや考え方などについてコメントが飛び交いました。

月1回の勉強会は、8月も開催予定です。
次回も会員のまだ知らない仕事に出会えると思うと楽しみです!

(小林)

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「仕事を知る」第2回
日時:2015年7月21日(火)20:00〜22:00
会場:ノマドプロダクション御徒町事務所
参加者:須藤、及位ほか会員7名

関連ページ:
メンバー・会員紹介  http://nomadpro.jp/?page_id=444
会員制度のご案内  http://nomadpro.jp/?page_id=496

東京都美術館「キュッパのびじゅつかん」カタログ

東京都美術館で10月4日まで開催されている「キュッパのびじゅつかん」展のカタログ制作を手掛けました。

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キュッパのびじゅつかんーみつめて、あつめて、しらべて、ならべて
平成27年7月15日発行

制作:一般社団法人ノマドプロダクション
編集:稲庭彩和子、熊谷香寿美、井尻貴子、米津いつか
翻訳:田村かのこ、ジェイ・コーディ・ダグラス
デザイン:栗谷川舞(STUBBIE DESIGN)
イラスト:オーシル・カンスタ・ヨンセン、高野瑞穂
印刷:グラフ株式会社
発行:東京都美術館(公益財団法人東京都歴史文化財団)

大地の芸術祭2015 ツアーレポート

ノマドプロダクション会員向けの企画として、代表理事橋本による、2泊3日の〈大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015〉ツアーを行いました!

1日目は越後湯沢駅をスタート。中里エリアの清津峡倉庫美術館などを巡った後、松之山エリアへ入りEAT&ART TARO「ザ キュウリショー」に。
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各国の様々な方法で調理されたきゅうりが次々と出てきてTAROさんが解説してくれます。

この日は木造校舎の小学校を改装した三省ハウスに宿泊しました。
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2日目はイリヤ&エミリア・カバコフ 、大巻伸嗣など新作を多く見ることのできる松代エリアを中心にまわりました。日比野克彦による明後日新聞社文化事業部での佐藤悠パフォーマンス「ゴロゴロ莇平」で一同びしょ濡れに・・・
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そして今回目玉となったジェームズ・タレル「光の館」での宿泊。
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夜はアウトサイドインの窓から眺める移りゆく空の色とタレルによって計算され尽くされた光のプログラムの融合を楽しみ、しばし夢見心地に。

夕食がひとしきり済んだ頃、リレートーク「私と妻有」が始まりました。
企画者の橋本に加え、写真家の川瀬一絵さん、アーティストの池田光宏さんから自身と越後妻有との関わりの話をして頂きました。

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橋本からはまだ学生だった時に「anti-cool」のパフォーマンスイベントの企画を直接持ち込んだ話などなど。
川瀬さんはこへび隊から、ガイドブックや記録集の公式写真を手がけるに至った体験談。アートプロジェクトの写真家は写真を撮るだけじゃないんですね・・・
締めはアーティストの池田光宏さんによる、大地の芸術祭立ち上げ当初の感動秘話や、過渡期の苦労話。今では考えられないようなことも・・・

3人の話を聞いて、翌日の作品鑑賞がより一層味わい深いものとなりました。忙しい中トークの準備をありがとうございました!

最終日は十日町+津南エリア。
「目」の作品にみんな興奮気味です。
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井手茂太さんの「越後妻有で100人に振付しちゃいました」の映像。
地元の方々の恥ずかしながらも楽しそうな踊りが微笑ましい。
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最後の晩餐は再びEAT&ART TAROさんの「上郷クローブ座」レストランにて。地元の食材をおいしく頂きました。
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初対面同士の方も多い中の2泊3日でしたが、終始笑いの絶えない楽しい旅となりました。
2泊3日間、総勢14名の参加者となりました。ご参加いただいた皆様、コーディネートにご協力いただきました皆様、ありがとうございました!
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(林)

〈大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015〉ツアー
日時:2015年8月14日~16日
企画:橋本誠

会員向け勉強会「仕事を知る」第1回を開催しました

ノマドプロダクションでは、4〜5月にかけて新たに11名のメンバーを迎えました。フリーランスで働く人がほとんどの集まりで、それぞれの職能や出自もさまざまです。まずは新しい仲間たちの仕事をじっくり知る場として月1回、メンバーがこれまでに手がけてきた仕事や活動を紹介する勉強会を開催することになりました。
事務所に持ち寄ったお酒や手作りのご飯を囲んで、和気あいあいとした雰囲気の中、ひとり20〜30分程度でプレゼンテーション。参加メンバーで関連する話題について話し合う機会になりました。

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・橋本誠(アートプロデューサー)
まずは、代表理事の橋本からスタートしました。
横浜国立大学で映像や映画について学んでいた橋本ですが、在学中に開催された〈横浜トリエンナーレ2001〉において、椿昇+室井尚によるプロジェクト《インセクト・ワールド-飛蝗-》に参加したことがアートの世界に入りこんだきっかけ。卒業後、クリエイティブシティ政策を進める横浜を拠点にしてオルタナティブな立場から様々なアートプロジェクトに挑戦した時代、東京文化発信プロジェクト室(現・アーツカウンシル東京)での経験を経て、行政と連携する文化事業に多く携わるようになったことが分かります。
一方で、ある時期から記録の重要性や実務を通した人材育成を強く意識して活動してきていて、その全てがノマドプロダクションでの取り組みにつながっているということも明らかにされました。

 

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・加藤健(フォトグラファー)
続いて、美術展示や芸術祭の記録写真を中心に活動する加藤健。
自身の写真が掲載されている図録などをたくさん持って来てのプレゼンテーションでした。記録写真といっても実に様々なかたちがありますが、加藤は特に作品の本質をとらえたうえで仕事に臨む必要がある、インスタレーション撮影を得意としています。〈引込線〉〈shiseido art egg〉など継続して関わっている企画では、図録の変遷や写真に求められている傾向などが分かるということなど、企画・制作者が多いノマドプロダクションのメンバーにとって多くの発見がありました。
また、最近増えているライブイベントやワークショップの現場などでの撮影については、ある種インスタレーションと同様に、現場の雰囲気を読み込み、それを壊さないように配慮しながらの仕事ができる点が評価されているのでは? などと話が盛り上がりました。

 

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・新井慶太(イベントプロデューサー・マネージャー)
そしてこの日最後の発表は、新井慶太。
2008〜2010年に埼玉県北本市のアートプロジェクト〈北本ビタミン〉の立ち上げに関わり事務局長として活動。その後、イベント企画制作会社でLANCOMEやPerrier-Jouët等の外資系ブランドのPRイベントを担当。近年では〈WEBマガジン「六本木未来会議」〉の編集やイベントに携わり、アートからクリエイティブの分野までさまざまなイベントを手がけてきました。
多くの予算と人が動く広告やビジネス系のイベントでは運営マニュアルを手厚くつくる話、最終的にはやはり現場のプロフェッショナルがそれぞれ臨機応変に動くことで成立する話などで盛り上がりました。

次回の勉強会は7月の開催予定です。身近な方でも、改めて機会を設けて話を聞くと、また違う側面を知ることができ、新鮮でした。次回も楽しみです。

(小林+橋本)

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「仕事を知る」第1回
日時:2015年6月9日(火)20:00〜22:00
会場:ノマドプロダクション御徒町事務所
参加者:橋本、加藤、新井、ほか会員4名(うち1名はオンライン参加)

関連ページ:
メンバー・会員紹介 http://nomadpro.jp/?page_id=444
会員制度のご案内 http://nomadpro.jp/?page_id=496